★病院に「空きベッド」あった…たらい回しで妊婦死産
・奈良県の妊婦が救急搬送を相次いで病院に拒否されて死産した問題で、救急隊が最初に受け入れを要請した通報現場から800メートル離れた病院には、当時、ベッドが空いていたことが分かりました。
奈良県橿原市に住む妊娠の女性(38)は29日午前3時前、買い物に出かけたスーパーで腹痛を訴え、救急車に乗りました。消防が受け入れ先の産婦人科を探したものの、奈良県・大阪府の病院に相次いで断られ、救急車が大阪府高槻市の病院に到着したのは、通報から3時間後でした。この搬送途中に女性は破水し、胎児は死亡した状態でした。この問題で、最初に受け入れを要請された奈良県立医大付属病院では、空きベッドがあったのに、受け入れを断っていました。別の妊婦の診察中だった当直医が「後にしてほしい」と答えたのを、事務担当者が「受け入れ拒否と判断した」と言い、当直医は「受け入れを断ったつもりはなかった」と話しているということです。
一方、与謝野官房長官は30日の記者会見で、「医療制度として欠けているところがあると感じている。厚生労働省の対応を見ていきたい」と話しました。
_____________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________
これは必ずしも医師が悪いわけではなく、救急隊が勘違いしたことに起因するようだ。
どうしても、日本人は場当たり的なことが多く、緊急の対応に弱い民族のようだ。あたふたして、ミステイクも多くなる。
だからこそ、私が以前から、
リスク管理をしっかりしろと言っているのである。
ただ、このケースは医師の責任問題に発展する可能性がある。
救急隊が断れたと勘違いするような医師の言い方に問題があったのではないか? ということだ。
毎日新聞によると、要請直後、2人受け入れが判明しており、
奈良県立医大には明らかな余力を認めるからだ。
このブログを始めてから、もう半年以上になる。
このブログで、医師や病院に対して、あるべき心構えを訴えてきたつもりだ。以前の、奈良県大淀病院での妊婦たらいまわし事件の時も、事前に救急受け入れ態勢を完備せよと私はブログ上で訴えたが、今回もまたたらいまわし事件が起こっており、奈良県の医者や病院は、前回のことを何も学んでいないのだと分かった。
あらかじめ、病院間で救急に関する協定を結んでおけとここで書いていたのに、まことに残念でならない。
事前にある程度の準備をしておけば、大阪の病院に搬送することになっても3時間もかかるということはない。1時間まで圧縮できると思う。
医者や病院がまわりの意見も聞かずに独裁者だからいけない。
それとも、奈良県立医大系列だから、大阪にはすぐに頭が下げられないというのだろうか。本当に情けない。奈良が駄目ならすぐ大阪に送ればいいのに、事前に協定を結んでいないから9つも病院に連絡を取って、無駄な時間を費やすことになるのだ。
・29日午前5時10分ごろ、大阪府高槻市富田丘町の国道171号交差点で、妊娠中の 奈良県橿原市の女性(36)を搬送中の救急車と軽乗用車が出合い頭に接触した。搬送先の 高槻市の病院で、胎児の死亡が確認された。女性は119番から車中で約1時間半も受け入れ 先が決まらず、橿原市から約41キロも離れた高槻市の病院へ運ばれる途中だった。昨年8月 には、奈良県の妊婦が転送先が見つからずに容体を悪化させて死亡しており、救急体制の不備が浮き彫りになった。
調べでは、軽乗用車は大阪府茨木市の自営業の男性(51)が運転。他にけが人はなかった。女性は同日午前2時44分ごろ、「下腹部が痛い」と訴え、同居の男性を介して119番通報した。
奈良県の橿原消防署(中和広域消防組合)の救急隊員は同県立医科大に受け入れを要請したが、「手術中のため不可能」と回答された。このため、同消防署は大阪府内の産婦人科などに要請したがいずれも「処置中」などを理由に断られ、10施設目(連絡は延べ12回目)の高槻市の病院に決まったのは同4時19分だった。かかりつけの医者はいなかったらしい。高槻市消防本部によると、女性は妊娠20週目だったとみられるという。
橿原消防署などによると、女性は搬送中の午前5時ごろ、救急車内で破水を起し、その約10分後に事故に巻き込まれた。病院に着いたのは、通報から約3時間後の同5時46分だった。
同消防署予防課は「事故による容体の変化は見られなかった。流産との関連は警察の捜査に委ねたい」と話している。(抜粋)
_______________________________________________________________________________________________________________________
9つもの病院でたらいまわしにされ、結局、3時間もかかって病院に着いた。 深夜の悲劇である。
しかし、気になるのはこの点だ。
>同消防署は大阪府内の産婦人科などに要請したがいずれも「処置中」などを理由に断られ
深夜2時過ぎに、9つの病院が全て処置中というのは本当なのか?
9つの病院の産婦人科医は全員、この時間、仕事をしていたのというのだろうか?そんな偶然があるのだろうか?
おそらく、病院は産婦人科医が働いておらず、手が空いている状態でも、断った可能性があるのではないか?
だから、マスコミは、たらいまわしと報道して批判しているのではないだろうか?
今後は、奈良の関連病院従業員からのマスコミへの内部告発が待たれるところであろう。本当に、医者が働いていたと証明できない限り、妊婦の急患を断った罪は払拭されないからだ。
断った9病院は、産婦人科医がこの時間に何をしていたのか、レポートにまとめて、公に報告すべきだろう。これができなければ、たらいまわしに関与した悪徳病院だと言われてもやむをえない。
たらいまわしを防ぐには、救急を断った病院への、公権力の徹底調査に加え、たいした理由もなく断った病院へのノートレランスな懲罰が必要であろう。
1 :さわφ ★:2007/08/08(水) 03:45:39 ID:???0
天使病院 産婦人科医4人辞職へ 危険性高い出産に対応 「経営側に不信感」(08/08 00:20)
道の地域周産期母子医療センターとして、道央の産婦人科医療の拠点となっている札幌市東区の天使病院(杉原平樹(つねき)院長、二百六十床)で、産婦人科医六人のうち四人が、病院を辞める意向を固めたことが七日分かった。病院側は「仮に一部の医師が退職しても、新たな医師を確保して診療機能は維持する」としている。
同病院は、全道に二十五、札幌市内に四施設ある地域周産期母子医療センターの一つ。年に約八百件の出産のほか、道央で最大規模の新生児集中治療施設(NICU)を設置し、緊急の帝王切開手術や低体重児の出産など、危険性の高い出産に対応している。
同病院は、二○○三年に社会福祉法人聖母会(東京)から医療法人社団カレスアライアンス(室蘭)に経営が移管されたが、今年十月には、特定医療法人社団カレスサッポロ(札幌)への移管が決まっている。
関係者によると医師四人は「経営母体が頻繁に変わる理由や、移管先の経営内容について情報開示が不十分。経営側と信頼関係が築けず、リスクが伴う周産期医療は続けられない」と退職の理由を説明しているという。残る二人も、退職を検討している。
杉原院長は「一部の医師が、新法人での勤務を希望していないのは事実だが、現在も説得を続けている。診療規模と医師数は、今後も維持する」と話している。
_______________________________________________________________________________________________________________________
>医師四人は
>「経営母体が頻繁に変わる理由や、
>移管先の経営内容について情報開示が不十分。
>経営側と信頼関係が築けず、
>リスクが伴う周産期医療は続けられない」
これは、おかしな言い分です。
経営母体が変わったといっても、
カレスアライアンスからカレスアッポロと、
同じカレス系列。
結局、この医師達は、
リスクが伴う周産期医療は続けられない
と言いたいだけのような気がします。
産婦人科医になった時点で、リスクなど知っているはず。
その分、産婦人科医の年収は5500万円くらいもらえたりした例があるように、産婦人科医の給料は、かなり良いのだから、恵まれていると思われる。
世の中、休みなく働いて、年収が1000万いかない
会社員も多いというのに、医者は、まさにお医者様状態。
気に入らなければ大量辞職で報復です。
やっぱり医者は恵まれた職業です。
会社員は再就職できないから、首にしないで下さいと、泣いてせがむのに、医師は、辞めてやる!ですみます。
さらに、残されたことなど考えません。
このような非道なことをしても再就職できてしまうわけです。
そのため、医師の地位は上がり続けてばっかりで、
医療費が増加し、問題になっています。
医師の年収を平均的会社員並にすれば、
日本の医療費問題は解決します。
1 :窓際政策秘書改め窓際被告φ ★:2007/07/31(火) 22:53:46 ID:???0
宮大医療過誤訴訟で賠償命令 宮崎地裁判決
宮崎大医学部付属病院で心臓病の長女=当時(2つ)=が手術前に死亡したのは担当医師が適切な医療行為を怠ったためとして、清武町の会社員男性(42)が同大学に約2900万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が30日、宮崎地裁であった。高橋善久裁判長は原告側の訴えを全面的に認め、大学側に約2400万円の支払いを命じた。
判決によると、男性の長女は2003年9月12日、先天性心臓疾患の手術前の検査を受診。
研修医と担当医が失敗を含め計4回採血を繰り返したため、長女は痛みや恐怖で激しく泣き、無酸素発作を起こして虚血性心筋障害で同日死亡した。
高橋裁判長は担当医は長女が発作を起こす危険性を予見し、注射の回数を必要最小限に抑える注意義務を怠ったと指摘。「計4回の注射で無用な痛みや恐怖を与えたことで発作が起きた」と死亡との因果関係を認めた。
_______________________________________________________________________________________________________________________
採血で4回も失敗し、
そして、激しく泣かせて窒息死させてしまうなんて
すごい話だと思います。
この話で争点になったのは、
研修医に採血をさせたことでしょう。
研修医は小児科医ではありませんので、
子供の採血がうまいわけでもないし、
子供をなだめて、泣かせないような工夫もできないのです。
高橋裁判長のおっしゃるとおり、
「注射の回数を必要最小限に抑える注意義務を怠った」
ということでよろしいと思います。
また、連続して針を刺すところも、
医療者としてどうなのかと思います。
泣き出した時点で、注射をやめて、
泣き止ませることができれば、窒息が防げたのではないでしょうか?
泣いているのに、針を刺し続けて、
さらに泣かせ続けることも、医療者として配慮が足りない点であると思います。
つまり、
・未熟な研修医に任せた罪
・採血回数を無駄に増やした罪
・泣いているのに窒息に気づかずに採血を4回も強行した罪
が考えられますね。
私にふさわしいブログにするために、
ブログをリニューアルしました。
今までの背景は、医師の趣味に合わせてやったつもりです。
今後も日本の医師がまともになるよう、監視の目を続けていきたいと思います。
